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kintoneで見積書を作成するメリット

はじめに

正確で迅速な見積もりは商談の成否を左右することもあります。しかし、多くの企業が直面する課題として、見積書の作成には時間と手間がかかり、情報の共有が難しいという点があります。そこで登場するのが、業務改善プラットフォームであるkintoneです。本記事では、kintoneを使って見積書を作成するメリットについて詳しく解説します。

1. 見積もり情報の共有が簡単

kintoneの最大の強みは、情報の一元管理と共有が簡単にできる点です。見積書を作成する際、誰がいつ、どの顧客に対して見積もりを行ったかという情報は非常に重要です。kintoneで見積書を作成すれば、チーム全体で共有できます。これにより、各担当者が顧客とのコミュニケーション履歴を把握しやすくなり、二重見積もりや情報の伝達ミスを防ぐことができます。

2. 作業の効率化

従来、見積書はExcelなどで作成されることが一般的でした。しかし、毎回見積フォーマットを使い回すためにコピペを繰り返すことは非常に煩雑ですし、ミスの原因にもなります。kintoneを利用すれば、一度作成した見積書のテンプレートを基に、新しい見積書を簡単に生成できます。必要な項目を入力するだけで、自動的に見積書が完成するため、手作業によるミスを減らし、作業効率を大幅に向上させることができます。

3. 営業管理との連携

見積書作成と営業ステータス管理を連携させることで、商談の進捗状況や過去の履歴を一目で把握することができます。例えば、見積もりが提出された後のフォローアップ状況や、過去に提出した見積書との比較を行うことができます。これにより、営業活動全体を最適化し、より効果的な営業戦略を立てることが可能になります。

4. 発注書の作成が簡単

見積書の作成が終わったら、次のステップは発注書の作成です。通常、このプロセスには再度手作業が必要ですが、kintoneのアクション機能を利用すれば、見積書のデータをそのまま発注書に転用することができます。ボタン一つで見積書から発注書への変換ができるため、業務の効率化とスピードアップを実現します。

5. データベースの活用

kintoneでは、見積用のデータベースを作成することが可能です。このデータベースに商品やサービスの情報を登録しておけば、見積書作成時に項目を選ぶだけで自動的に金額が入力されます。これにより、手入力の手間を省き、見積書作成のスピードを飛躍的に向上させることができます。また、データベースを定期的に更新することで、常に最新の情報を元に見積書を作成することができます。

6.見積書出力のについて

見積書や発注書を出力するには、プラグインが必要です。プラグインを利用することで、見積書や発注書の形式を自由にカスタマイズし、PDFやExcel形式で出力することが可能になります。帳票出力に関する詳細な情報や設定方法については、前の記事に詳しく記載していますので、そちらをご参照ください。

前記事はこちらkintoneの帳票出力を強化するには?外部サービスの利用がおすすめ

結論

kintoneを利用することで、見積書作成の効率化だけでなく、情報の一元管理や営業プロセス全体の最適化を図ることができます。これにより、企業はより迅速で正確な見積もりを提供し、顧客満足度の向上を実現することができます。kintoneを導入することで、ビジネスの競争力を高め、業務の生産性を向上させることができるでしょう。

kintoneはウェブ上に落ちている情報も多いので、調べれば誰でも触ることができますが、メイン業務のかたわらそれをやるのはとても大変です。

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